丹羽SODロイヤル会報ブログ

日本SOD研究会の会報を個人的にまとめたり感想などを言っております。

*会報は丹羽SODロイヤルご購入時に同封しております。

『第26回健康博覧会での講演の様子』(SOD研究会報NO、108より)

2008年4月10日に日本SOD研究会から会報が発行されました。

今回は、国際展示場で2月に開かれた第26回健康博覧会での丹羽先生の講演の記事となっておりました。先生の講演は最終日の特別講演として行われ、座席は満席で立って聞いている人もおられるぐらい反響が大きかったようです。

会報では10ページに渡り詳細にご紹介されておりましたが、そんな講演模様を簡単ではございますが、ご紹介させていただきたいと思います。はじめはアトピーのお話しからはじまりました。先生が医師になられた頃のアトピー患者は幼少期のお子さんが多く、それも小学生になる頃には治るというのがほとんどだったのですが、今では大人の割合が大半を占めているようです。そして、現在の日本は不景気なこともあり重度のアトピーの方は、接客業などを辞めざるをえなくなってしまう場合もあるなど、今の社会で生きていくために大変な思いをされている方も多いようで、先生の患者さんにもそいった重度のアトピーの患者さんがたくさんおられるそうです。ステロイドのお話しもされておられ、ステロイドは腫れや痒みなどの症状を抑えるのには優れているが、病気自体を治している訳ではないので、症状を抑えるために使い続けないといけない病気(アトピー・リウマチ・糖尿病など)に長年使い続けると副作用(骨がボロボロになるなど)がある事や長年使い続けたステロイドをいきなり止めてしまうのは、禁断症状が出て命に関わることもあるので大変危険なので、徐々に止めていくことが大切な事を言われておられました。(先生自身も患者さんの状態よっては100%使わないわけではないが、基本的には使用しないようです。)

先生のことをご存知の方なら知っておられる方も多いと思いますが、白血病で亡くなられた先生の息子さんのお話しもされておられました。大学病院で活躍されていた頃の抗癌剤治療の事や当時では最先端の医療を受けたのにも関わらず息子さんが抗癌剤治療で苦しみながら亡くなってしまった事・これらの壮絶な経験から気付かされご自身で研究所を建設し、そこから丹羽療法を開発した事をご自身の経験を踏まえながら分かりやすくご説明されておりました。(丹羽先生は本も書かれておりますので、ご興味のある方は読んでみてください。「白血病の息子が教えてくれた医者の心」)

環境汚染と活性酸素のお話しは、体内で発生した活性酸素を除去してくれる物質(SODなど)はもともと体内にあるのですが、昔と比べ環境汚染が進み環境汚染物質が体内へ入ることで活性酸素が作り出され、大量の活性酸素が作り出されてしまうので、もともとある除去する物質(SODなど)では追いつかなくなってきており、そのためアトピーや膠原病などが増えているそうです。環境汚染物質の中でも活性酸素を多く出すのは、窒素酸化物を含む車の排気ガスや工場の煙であり、大きな工業地帯がある地域ではアトピーの患者数も多いようです。

過酸化脂質のお話しは、過酸化脂質とは活性酸素によって脂肪が酸化させられたもので活性酸素と同じような働きをするようです。しかし、その強さは活性酸素に比べると弱いのですが、過酸化脂質は排出されないので根強く、体の中で時間をかけて害を与えるので、中性脂肪やコレステロールが直接的に害なのではなく、これらが活性酸素によって酸化させられた過酸化脂質が害になるそうです。

クスリの副作用については、コレステロールを減らすクスリであるメバチロンは副作用(急性腎炎になった方がいること。)が発表され、今では別の名前で出ているそうです。また、気管支拡張剤・インターフェロン・抗ガン剤・ステロイド・免疫抑制剤など化学薬品には副作用があるので、状態に応じて注意して使用する必要があることを分かりやすく詳細に説明されておられました。

人の胃液については、人類が食物を加熱して食べる事を覚えた大昔に人の胃液や唾液は必要性が薄くなって、大昔の原始人と比べると胃液や唾液が退化しているようで、そのため漢方が効かない人もいる事を分かりやすく説明されておられました。また、丹羽SOD食品(SODロイヤル)の独自の加工方法も説明されており、その加工方法によって丹羽SOD(SODロイヤル)消化・吸収されやすくなっています。

以上が先生の今回の講演模様でしたが、非常に簡潔にまとめただけなのでご興味のある方は、出来れば会報を読んで頂ければ幸いです。分かりやすくて勉強になることも多いと思います。私も胃液のお話しは始めて知ったので、勉強になりました。私も原始人のような胃液でありたいと思うので、なるべく咀嚼して食べるようにしたら少しは違うのかなと思いました。

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