丹羽SODロイヤル会報ブログ

日本SOD研究会の会報を個人的にまとめたり感想などを言っております。

*会報は丹羽SODロイヤルご購入時に同封しております。

『健康食品に関する情報』(SOD研究会報NO、68より)

日本SOD研究会から第68回目となる会報が発行されました。

今回の会報は、健康食品と安全性についての記事(産経新聞から引用。)と人気上昇のサプリメント市場の背景に関する記事となっておりました。

健康食品への関心が高まる中、国の研究機関が健康食品に関する情報を載せたホームページを開設したようです。科学的に検証された安全性や有効性・健康食品で使われる素材の情報・臨床結果などの他にも、呼吸困難などの被害が出た中国製のダイエット食品についても記載されるなど、健康食品に関するたくさんの情報が載っており、アクセス数も多いようです。また、薬局にも専門家(NR)が配属するようになり、消費者の方が健康食品について詳しい情報が手に入れやすい環境が出来てきているようです。

本当ならば健康食品の製造側がきちんとした情報を伝えなければいけないと思うのですが、国がこのようなホームページを開設した背景には、悪質な販売業者や健康被害の問題があるからでしょう。これからは消費者の方もインターネットやNRの方などから情報を知ることが出来るので、安心して健康食品を選ぶことが出来るのではないかと思いました。

近年、健康のためにサプリメントを愛用される方は増えているのですが、その背景には国のサプリメントに対する規制緩和が大きく関わっており、10年程前まではビタミン剤も薬品扱いだったのですが、規制緩和によって身近になり値段も安くなっていったそうです。アメリカや欧米に比べ日本の規制は厳しいので、他の国では食品として認められているものでも日本では認められていないものが多く、また、一部の食品やサプリメントでしか効能の表示が認められておらず、消費者にも伝わりにくいという問題があるようです。

確かに日本は厳しいと思いました。サプリメントも含め健康に良いものは世の中には沢山あると思います。しかし、規制によって消費者に届きずらく、そして分かりずらくなってしまっているのは否めません。その背景には、健康被害などから消費者の安全を確保する国の考えも分かりますが、アメリカなどの他国では認められていることも多いので、その辺を比較し認められることは認めていって欲しいと思いました。おそらく規制緩和は徐々に進んでいくだろうと個人的には思っていますが、時間をかけずになるべく早い対応を期待しています。

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