丹羽SODロイヤル会報ブログ

日本SOD研究会の会報を個人的にまとめたり感想などを言っております。

*会報は丹羽SODロイヤルご購入時に同封しております。

『若年性アルツハイマー』(SOD研究会報NO、87より)

2006年7月10日に日本SOD研究会から会報が発行されました。

内容は、若年性アルツハイマーについての記事と阿部司氏の本「食の裏側」のご紹介となっておりました。

平均寿命が世界一と言われる日本ですが、これからは高齢化社会がますます進んでいき痴呆の数が増加し若年性アルツハイマーの数も増えていくと言われているようです。そもそも痴呆とは、記憶や学習などを行う脳の神経細胞が正常に働かなくなり健忘などの症状が出るですが、老化で物忘れが激しくなったりするのとは別で日常生活にまでも支障をきたしてしまう病のことのようです。痴呆には様々な原因があるようで、最も多いのが脳内にタンパク質の塊ができ神経細胞に異常をきたすアルツハイマー型痴呆なのですが、脳内にタンパク質の塊が できてしまう原因については未だに分かっていないようです。

脳内の機能を低下させる疾患(アルコール依存性・肝硬変・貧血・栄養不足など)にかかることで痴呆になる可能性が高くなり、予防策としては食生活に気を付ける事や適度な運動など生活習慣に気をつけることが大切なようでした。

特別、若年性にスポットを当てての記事ではなかったように思いますが、痴呆について勉強ができました。多くの病気に共通していることですが、食生活など生活習慣に気を付けることはやはり重要なことのようです。

第1回目「食品の裏側」のご紹介は、今回から始まりシリーズで紹介していくようです。その内容は、著者であり添加物の会社で勤めておられた安倍氏が伝えてくれる食品製造の裏側のお話しで、廃棄寸前の肉が添加物で加工食品になることなど、聞くと怖くなるような真実となっており、今回は、低塩梅干のお話しでした。スーパーなどで市販されている漬け物には多くの添加物が使われており、このように大量の添加物が使用されるようになったのにも原因があるようです。塩分の摂り過ぎなどが心配されるようになってからは、低塩の梅干などが販売され好んで低塩をご購入されておられる方も多いと思います。漬け物を作る際、もともと塩には保存の働きや、色を保たせる働きなどがあるのですが、低塩にするにあたりその代わりとなる添加物を使用するようになったそうです。

健康に気を遣い低塩の商品を選んでいても実際には、塩の代わりに大量の添加物が入っており騙されているような感じを受けました。やはり、加工食品を購入する際には原材料を確認するなど自分の目で確かめた方がよさそうです。一番よいのは自分自身で作ることで、手間もかかり大変かもしれませんがその代わりに安全でより美味しものを食べることができると思いました。私自身や家族も出来るだけスーパーで購入するのではなく、自分達で作ることを心がけているのですが、ますます気を付けたいと思わされました。

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